~日本の未来を考えるということは、毎日出会う日本の子供たちを良く見ることだ!~

「日本の未来を考えようと、よくいうけれど、日本も未来も抽象名詞にすぎない。こんな抽象的なお題目をいくら唱えても、何も生まれてこない。だから日本の未来を具体化することが大切だ。
それは、毎日、出会う日本の子供たちをよく見ることだ。彼ら一人一人が日本の未来なのだ。彼らは日本の未来そのものなのだ。その彼らのために、わたくしたち大人は、なにかましなことをしてあげているのだろうか・・・・・」
根気よく子供を育てあげることだ!
ボローニャ紀行 井上ひさし著 文春文庫より引用