山形大学工学部 米沢工業会 事務局

 <ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学・山中伸弥教授の受賞会見から>

 受賞決定の知らせを受けてから一夜明け、妻の知佳さんと共に記者会見し、改めて喜びを語った山中伸弥さん。
そのことばには、研究に対する姿勢、患者への思い、そして家族への感謝の気持ちが込められていました。
ノーベル賞受賞の会見から印象的なフレーズを紹介します。

 

≪研究は打率1割で大成功≫

「野球は3割打つと大打者、3割5分打つと首位打者。研究者は1割打つと大成功。1回成功するためには9回の失敗しないといけない。日常のストレスはそれだけすごい。打率が1割ということは、いいときはたまたまヒットが続くこともあるが、実際は何十回とトライしても失敗することはしょっちゅうある。大変な、泣きたくなる、辞めたくなる、そういう20数年だった」。

≪マラソンに例えて≫

≪世界の難病患者にメイドインジャパンの薬を≫

≪生命倫理は先延ばしせずに議論を≫

≪家族に感謝≫

 「家に帰ったら笑顔で迎えてくれる。アメリカにも一緒についてきてくれて、何も分からない英語も話せない子どもも来てくれて、家内も仕事があるのに中断してきてくれた。家族の支えがなければ仕事は続けてこれなかった。改めて、家族に対する感謝を今、強く感じている」。

 「アメリカでの3年の留学が研究者としての一番の基礎で本場アメリカで厳しさを学んだ。アメリカというのは研究しているか、家にいるか。ほかのことをすることは、ほとんどなかった。日本にいるときは研究もする。夜は診察、土日も当直で家にほとんど帰れなかった。・・・・・・・