山形大学工学部 米沢工業会 事務局

~富川義朗山形大学名誉教授が開発された「特定の回転支点のない『ばくうコマ』」・・・1~

 富川名誉教授の了解を得て、研究メモを掲載させて頂く。

≪富川義朗山形大学名誉教授の専攻≫

1. 電気電子デバイス工学/超音波エレクトロニクス
  (1) 超音波モータの研究
  (2) 圧電アクチュエータの研究
  (3) 圧電振動センサの研究

2.関わった開発デバイスの各種実例
◇ 超音波モータ・アクチュエータ
◇ 縦L1-屈曲F2 2重モード矩形板超音波モータの応用
◇ ジャイロセンサ
◇ コンペティターのジャイロ
◇ 超音波搬送

≪富川義朗山形大学名誉教授の「特定の回転支点のない『ばくうコマ』」開発メモ≫

(研究メモ)H270109=(研究メモ)105-1  平成27.1.9.

(研究メモ)H261229=(研究メモ)105  平成26.12.29.
 『ばくうコマ』:その最大の特徴の「倒れない構成」の更なる追及   の続き:  


< (本文の新構成) コリオリの力の原理・グッズの新構成 を積極的に使う
                 『ばくうコマ』 !>

         幸運の偶然=Serendipity に遭遇しての発起: 
特定の回転支点の無い『ばくうコマ』
                              <バクウ研究所> 富川義朗
(経緯)
(研究メモ)H261229=(研究メモ)105  平成26.12.29.
 『ばくうコマ』:その最大の特徴の「倒れない構成」の更なる追及
 その一環としての   ・コリオリの力の原理・グッズの再再考察
では
(本文の新構成) コリオリの力の原理・グッズの新構成                               
写真6 基本的構成

      
写真7 『ばくうコマ』構成


写真8 写真6,7の横からの様子

        
写真9


写真10

を提示し、これだけでも『ばくうこま』として楽しめることを述べた。その後、この件に関して筆者はSerendipityを経験した。即ち、偶然にも筆者が使っている写真11のハンド・クリーム:Yuskin を 写真12の様に『ばくうこま』廻し、した。

写真11 医用クリーム・ユースキン    

写真12 写真9、10と同様な『廻し』

これが当に筆者にとって、“幸運の偶然(Serendipity)” となった。その「片足立ち」
のような回転の動作時間が予想に反して「やけに長い」のであった。これは中に
ク リームが詰まっていても同じ特性である。また、写真12だけでなく写真11の立てた状態で上部の蓋部分を強く回転してやれば、写真12の様に廻した場合と 同じように「回転時間の長い片足立ち回転」することが分かった。本構成は倒れてしまいそうになるが回転を持ち直し持続するのである。これは写真13の様に 容器底部が丸味を帯びている事にも明らかに影響されている、
と感じられる。
写真13

ここに至り、筆者は、今まで述べてきた
円筒形状の「片足立ち回転のコマ」が成立する
との直感のSerendipityに至った。             
本文はこの様な観点から幾つか試作検討
結果を纏めたものである。この様な特性/現象は誰でも経験して来た事ではあるが、
今まで「コマ=独楽」としては積極的に考えてこなかったように思える。
 (注) 因みに
1)写真11の形状は     
円柱直径:D=73mmφ、高さ:H=60mm  形状比H/D=0.82
2)写真9、10のプラスチック薄肉円筒 
D=78mmφ、H=65~70mm  形状比H/D=0.83~0.90
   である。 ユースキン容器はその形状比が写真6、7と同じなのである。                  
なお、試作検討は念をいれ沢山行ったが、ここには最終的な結果を中心に縮少提示した。