山形大学工学部 米沢工業会 事務局

【 特 別 講 演 会 】
日 時 2013.9.14(土)15:00~
会 場 サンルート米沢 4F 吾妻   
出席者 70名 

演 題 エネルギーとリスク
     -ゼロリスク症候群とリスク認知-

講 師 山形大学 大学院理工学研究科
     教授(物質化学工学分野) 長谷川 政裕 様

司会:渡部 博 (米沢地区幹事長)

≪内 容≫
◆ 日本のエネルギー事情
◆ 原発再稼動反対・脱原発の理由は?
 ● 100%安全性が確保できないものは使うべきではない。
 ● より安全な再生可能エネルギーを利用すべき。
 ● 放射性廃棄物の最終処分場がない。
 ● 火力発電で十分電力は賄える。
 ● 経済より命が大事。国益より安全。
◆現在の日本の原子力発電所は48基で4441万kW
◆原発は危険で火力発電・再生可能エネルギーは安全?
 ● 原子力発電は、化石燃料による発電より1000倍程度安全。火力はプラント事故や採掘の危険性だけで原子力3桁程度危険。大気汚染の犠牲者を含めると4桁ほど危険。
 ● 原子力は風力や太陽光よりも犠牲者が少ない。

 

◆ その他


cf.

【2014.12.28】

~原子力を捨てるべきではないと言い続けた、故吉本隆明氏~


 以下、週刊新潮 2012年1月5・12日新年特大号より

≪原子力を捨てるべきではない≫
<文明の発達>
文明の発達は常に危険との共存である。科学技術は失敗、挑戦、改善の繰り返しである。

<我々がすべきこと>
原発を止めてしまうことではなく、完璧に近いほどの放射線に対する防御策を改めて講じること。

<原発の存否>
原発の存否を決めるのは、「恐怖心」や「利益」より、『技術論』と『文明論』にかかっていると考える。

                                        以上
≪放射性廃棄物の処理について≫
■ 放射性廃棄物の処理をどうするのか、廃棄物を出さないようにできるのか、ブラックホールに処理を託すのか、宇宙の果てに廃棄するのか課題は山積している。少なくとも地球に廃棄する方法でない方策を考えるべきである。人間のエゴだろうか。

≪2009年12月にご自宅に初めてお伺いする≫
故吉本隆明氏は、昭和19年に米沢工業専門学校(入学時は米沢高等工業学校)をご卒業。
◇知の巨人と言われている吉本さんの優しい眼差しと思い遣りが、インタビューする私達の心を熱くする。出来るだけ易しく、わかりやすく話して下さいました。
《インタビューに熱意を持って答えられる吉本さん》

■ 心身が一体の如く、強さと優しさは一体である。吉本さんの優しさから強さを強く感じました。