山形大学工学部 米沢工業会 事務局


 9時30分頃、立花和宏准教授、伊藤智博(博生セ平15)准教授、伊藤知之君(C・M2)が来訪。
「旧米沢高等工業学校本館(重要文化財)無線LAN環境整備事業」の費用約30万円の原資捻出について、鈴木常務理事と相談を受ける。
 伊藤智博(博生セ平15)准教授は情報ネットワークセンターを兼任されており、下記の文書をまとめられる。

                     記

旧米沢高等工業学校本館(重要文化財)
        無線LAN環境整備事業について

【経 緯】2011年の東日本大震災で旧米沢高等工業学校本館も被災し、修復工事を余儀なくされた。修復工事に先立って展示品を移動するため、その管理台帳作成 が必要であった。しかし本館内には無線LAN環境が整っていないため、ボランティアはIT機器を活用できず、管理台帳作成に大きな負担を強いられた。重要 文化財であるので工事には文化庁の許可が必要である。そこでこの修復工事の機会に学術情報処理センターが主体となって旧米沢高等工業学校本館における無線 LAN環境を整備することとなった。

【計画と現状】旧米沢高等工業学校本館内6箇所に無線LANのアクセスポイント(以下APと略す)を設置し、ネットワーク環境を利用できるようにする。現在、APの設置工事が完了し、旧米沢高等工業学校本館全体の竣工を待つ状況にある。

【経費】ネットワーク機材(アクセスポイントあたり約10万円、合計60万円)はすでに小白川の学術情報処理センターが負担している。無線LANアンテナ取り付け工事費285000円(消費税込み 307,800円)の費用捻出について検討している状況にある。

【効 果】ネットワーク環境が整うことによって展示物をはじめとする旧米沢高等工業学校本館の管理運用に対してIT機器の利用が可能となり、その管理運用コスト を削減できる。くわえて重要文化財の本来の使命である文化の継承の拠点として、展示物等の情報を、IT機器を使って提示することが可能になり、来訪者に対 してより高品位な教育的効果が期待できる。また旧米沢高等工業学校本館は工学部だけでなく米沢市のシンボルでもある。よって地域の事業者は観光客に対して は展示情報に加えて観光資源を提供する機会が増え、地域の活性化にも貢献できる。

【参考】ネットで旧米沢高等工業学校本館を検索すると多数の情報が閲覧できる。旧米沢高等工業学校本館内でタブレットやパソコン、スマートホンでこれらの情報にアクセスできる環境が整うとことは、新たなネット利用法創出のための揺籃ともなりえる。