山形大学工学部 米沢工業会 事務局

~平成28年度 米沢工業会 米沢支部・大学支部合同総会後の公開講演会~

日 時  平成28年10月8日(土) 14:30~       
会 場  ホテルサンルート米沢 4階吾妻の間

<ご講演が始まる前に控室にて>

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司会進行、講師プロフィール紹介:佐藤 学大学支部長

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演 題:磁気工学のの研究を振り返って

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講 師:山形大学名誉教授  石井 修 様

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内 容:

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≪教育の比較≫

<大学までに受けた教育は入試や卒業のための座学が主だった>

◇ 振り返ると、苦手だった国語や英語が実社会に出てから最も役に立った基礎科目だった。

<社会人となって、職場でのOJT>

◇ 専門科目は、世の中の変化に合わせてその都度勉強せざるを得なかった。
  exp. プログラミングについては大学でフォートランを習ったが、
NTTにおける研究テーマである

   非接触テレフォンカードの開発時には C++となり悪戦苦闘した。

◇ 電電公社では初年度に座学が主の親友社員訓練があり、入社2年目には「テーマ企画書」と「成果報告」と呼ばれたOJTがあった。「テーマ企画書」で自分の研究について計画を立案し、発表し、一年間遂行した後に「成果報告」で研究成果を報告書にまとめ、発表するものである。

<職場での新任管理職の先輩の訓練・指導>

◇ 懇切丁寧な教え方だけでなく、ダメなことを指摘するだけだった。
  exp.「本当に大学を出たの」と揶揄された。

◇ 発表会は研究室対抗試合となるので、図面の書き方、話し方、立ち振る舞いまで、徹底的に指導された。

◇ 仕事が軌道に乗ると、勉強は苦労でなく新しい能力を得る楽しみとなった。

◇ 研究上必要な知識やスキルは常に変化するので、必要に応じて勉強を始める身軽さが上達の近道と実感する。

<大学に奉職して>

◇ 「大学教授はサービス業」、「教育は待つこと」と先輩教授から言われる。


◆ 今後、大学教員には研究や講義以外でつまずいた学生の生活面や心理面を支える能力や資質も必須と思われる。

◇ 達意の文を操ることや、要領の良い発表や的確な質疑応答などがままならぬケースが意外に多い。、国語教育の充実の必要を痛感する。

◇ パソコンやOA機器の普及も災いとなる場合がある。40年前は文章もグラフも手書きだったので、作成過程で自分の意思を働かせる必要があり、これがロジックを磨き、間違いを減らす助けとなっていた。パソコンは道具であることを忘れないようにしたい。


≪研究の比較≫

◇ NTTでは設備的、予算的に恵まれ、大学では運営上、時間上恵まれた研究環境だった。

◇ NTT在職中は、「テーマを何にするか」でしたが、大学ではテーマを事由に選ぶことが出来、その運営も自主的に決めることが出来るが大学人は客観的な評価に耐えうる研究テーマを提案する責任がある。

◇ 他