山形大学工学部 米沢工業会 事務局

重粒子線治療に保険適用

 厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会は20日、がん粒子線治療のうち小児がんの陽子線治療と、手術が難しく骨や筋肉などにできる骨軟部腫瘍の重粒子線治療に公的医療保険を適用すると決めた。

日本経済新聞 1月21日(木) 34面より引用

【2016.1.9のニュース】

<「重粒子線」がん治療 小型化した新装置開発>

 公開されたのは放射線医学総合研究所と電機メーカーの東芝が共同で開発した重粒子線を使った回転型の治療装置です。
研究所では、従来の放射線よりがん細胞を壊す力が強い「重粒子線」を使ったがん治療を進めてきましたが、非常に大きな治療装置となるのが課題でした。
開発された新たな治療装置は、重粒子線を調節する磁石として日本で初めて超電導磁石を使い、装置全体を長さ13メートル重さ300トンと、従来の半分程度に小型化できたということです。

<重粒子線がん治療とは>
重粒子線を使ったがん治療は、炭素イオンの粒子を光に近い速さまで加速させた「重粒子線」をがん細胞に当てる先進医療です。
従来の放射線と比べ、狙った患部に集中して当ててがん細胞をピンポイントで壊すことができるうえ、正常な細胞へのダメージが少なく、患者の体への負担も少なくできるのが特徴です。